2016年 07月 07日
インドネシア薬草旅 その⑤ |
ジャワ島から移動したバリ島では、ジャムウドリンクだけでなく、ボディスクラブ、ボディオイル、ボディマスクもつくりました。
すべて天然の素材でつくります。生の植物の香り、スパイスの香り、それらが合わさり染みだす香りにつつまれながらの作業は最高でした。
ヤヨイさんもわたしも、こういう作業がなにより好きなので、終始ごきげんです。
鬱金がベースの鮮やかな黄色いドリンク。見た目からも元気がでます。ここで飲んだものは特に色が濃かった。
太陽をおもわせる神聖な色、インドネシアでは悪霊から身をまもる力を与えてくれるものと信じられているそうです。
甘味と酸味をそなえたマメ科の植物の果肉、タマリンドも水で溶きながらつかいます。
クエン酸が豊富で疲労回復や整腸作用があるとされる日本の梅干しのような感覚で、ここインドネシアでも抗菌としても重宝されているよう。 ジャワではドリンクにつかった米粉、こちらではボディスクラブ用に、水で浸しやわらかくしたお米そのものを砕いてつかいました。
ピピサン(石台)とガンディ(石棒)をつかって、スパイスとあわせて、ごりごりと。
水にビタミンや酵素が染みだすのでしょうか。肌が本当につるつるになってうれしい。日本の米ぬかの美肌作用と同じですね。
あ、アロエもつかいました。こんなに肉厚!ジューシー!
これは、輪切りにした状態の、ナツメグ。脳みたい。 植物とスパイスを挽いて、混ぜて、肌にぬって、飲んで。全工程がとにかく楽しいのですが、なかでもボディオイルづくりは、ふだんトリートメントをしているわたしとしては、わくわくとガツンの体験です。
大好きな花プルメリア、イランイランをつかって。ココナツオイルに煮だします。
花びらにほんのり赤が入るのはジャワ産、真っ白な花びらはバリ産のプルメリアなのだとはじめて知りました。最近は東京でも、生花市場などでプルメリアをみかけますが、いいなあほしいなあと思いつつ、南国のお花なので、さてどうだろう~。。
短時間の煮出しでも、色も香りもしっかり遷ります。きれいなグリーン色。
生薬が身体を滋養するという本当の意味はなんだろう。
何がどこからやってきて、どのよう施されるかは、作用に深くかかわっていくだろうとおもいます。そこに人間が媒体していくトリートメントという手仕事を担うこと。
求めるほうに、頭だけでなく、気持ちだけでなく、実際に足をはこんで、手を動かしてはじめてわかりえることなのだろうと感じています。
すべて天然の素材でつくります。生の植物の香り、スパイスの香り、それらが合わさり染みだす香りにつつまれながらの作業は最高でした。
ヤヨイさんもわたしも、こういう作業がなにより好きなので、終始ごきげんです。
太陽をおもわせる神聖な色、インドネシアでは悪霊から身をまもる力を与えてくれるものと信じられているそうです。
クエン酸が豊富で疲労回復や整腸作用があるとされる日本の梅干しのような感覚で、ここインドネシアでも抗菌としても重宝されているよう。
ピピサン(石台)とガンディ(石棒)をつかって、スパイスとあわせて、ごりごりと。
あ、アロエもつかいました。こんなに肉厚!ジューシー!
大好きな花プルメリア、イランイランをつかって。ココナツオイルに煮だします。
生薬が身体を滋養するという本当の意味はなんだろう。
何がどこからやってきて、どのよう施されるかは、作用に深くかかわっていくだろうとおもいます。そこに人間が媒体していくトリートメントという手仕事を担うこと。
求めるほうに、頭だけでなく、気持ちだけでなく、実際に足をはこんで、手を動かしてはじめてわかりえることなのだろうと感じています。
by akiicoco
| 2016-07-07 09:15
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