2016年 07月 03日
インドネシア薬草旅 その④ |
いくら時間があっても足りないくらいのハーブ園見学のあと、ジャムウ実習。
コレステロールを下げるジャムウ、からだの痛みをとるジャムウ、肝臓の機能をまもるジャムウ、食欲増進ジャムウ、全4種類をつくりました。
ジャムウをつくり続けて33年のエンダさんが実演、さすがの手際と感覚値ですすめてくれます。
インドネシアでよくつかわれるとのガランガル(ショウガ科)、生姜、シナモン、春うこんなど。贅沢にもたくさんつかいます。

まず、材料を水で洗浄するところから。
春うこん、シナモン、フェンネルを匂いたつ香りと弾ける音もたしかめながら炒ったり、米粉を炒ってつかうドリンクも。







切って混ぜて煮る、ミキサーにかけて温めるなど、それぞれ煮出す時間はそんなに長くはありません。
もちろん4種類全部試飲。

どれにも、椰子の樹液と花蜜の含蜜糖ジャガリーをふんだんに入れるので、基本甘い味がします。
とても美味しいものと、甘すぎて沢山は飲めないなあというものもありました。
インドネシアの人は甘ーいジャムウが好きだそう。
そこまで甘さに慣れていないわたしたちは、最後のほうはジャガリーは減らしてもらいましたが、甘味に限らず、たとえばミントを足すなども好みにカスタマイズしていいんだよというおおらかな一面もうかがえました。
ジャムウにつかう材料、作り方も、本当にシンプルだなと感じましたが、インドネシアには、ショウガ科の植物だけでも200種あるそうです。多様な植物を、ここまでシンプルにおとしこんでいるところが実はすごいことなのではとジャムウの奥深さをおもいます。
医学博士でジャムウ研究の第一人者、故・高橋澄子さんの著書には、専門的な調査、知識とともに、解熱、鎮痛、抗炎といった体力回復や増進の為の生薬の処方、調合レシピ、解説も記録されています。

とても美味しいものと、甘すぎて沢山は飲めないなあというものもありました。
インドネシアの人は甘ーいジャムウが好きだそう。
そこまで甘さに慣れていないわたしたちは、最後のほうはジャガリーは減らしてもらいましたが、甘味に限らず、たとえばミントを足すなども好みにカスタマイズしていいんだよというおおらかな一面もうかがえました。
ジャムウにつかう材料、作り方も、本当にシンプルだなと感じましたが、インドネシアには、ショウガ科の植物だけでも200種あるそうです。多様な植物を、ここまでシンプルにおとしこんでいるところが実はすごいことなのではとジャムウの奥深さをおもいます。
医学博士でジャムウ研究の第一人者、故・高橋澄子さんの著書には、専門的な調査、知識とともに、解熱、鎮痛、抗炎といった体力回復や増進の為の生薬の処方、調合レシピ、解説も記録されています。
by akiicoco
| 2016-07-03 00:28
| journey