そんな日もある

数日前から奥歯の歯茎が悲鳴をあげだした。
ずいぶん昔に治療した歯の根元が膿んでいるのが原因らしい。

もうすぐ飛行機に乗るんです、、不安そうに尋ねるわたしに
何がどういう状況だから、これくらいの期間でこういう治療をしていきましょう、
ちゃんと説明してくれる先生。そのうえで二人でがんばる。

が、かぶせてあったものをとって完全に膿みをだしきる作業は3日に渡り、
その間ど～んより。
治療は、神経とことん攻められるようで親不知抜いたときより不快な痛み、
先生、鬼だぁ、、と、涙。
そして完全に抜け殻のわたし。
先生に、根源はちゃんと洗い出さないとね、よくがんばりましたね、
と言われ、また、涙。
ずきずき痛いようなほっとしたようなで、いい歳して泣けてしまった。
身体はありがたいことに正直で、今わたしが向きあうべきことをちゃんとおしえてくれる。
エゴも執着も、ぽいっとしちゃう時だよ～。

通院はつづくである。
でも、いい先生に会えてよかった。
わたしもそういう循環の中にありたい。