2009年 05月 08日
陰陽 |
GW後半からのぐずぐず天気も落ち着いてきたようですね。
雨あがりのすっきりした空気きもちよい。
陰ヨガについて書こうと思いつつ、クラスを経験するうちにいろいろとでてきて、なにからどこから書きましょ、、、まだまとまってないわーという感じなのですが。
今のところ、わたしがヨガスタジオにおこたえしている内容を紹介し 少し説明してみたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
筋肉を鍛えていく陽の要素の強いヨガに対して
陰ヨガは、ひとつのポーズで3~5分程静止、
自分の重みと時間をかけて筋肉を緩め、
身体のより深い部分、関節・靭帯・筋膜・腱といった
結合組織に働きかけていきます。
中医学の経絡を刺激することにもなり、
体内のエネルギーを整えていきます。
自分自身と静かに向き合うヨガなので
体力に自信のない方にも、普段強いヨガをされてる
方のバランス補完にもおすすめです。
ケガの予防、柔軟性の向上にもつながります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そもそも陰・陽ってなに?のあたりから。
宇宙の万物すべてが陰と陽、ふたつに分かれていて、
これらは互いに対立しつつも依存しあう関係にある
という東洋思想の根本の考え「陰陽論」があります。
日本には陰陽道(おんみょうどう)として伝来、
聞いたことがある方も多いと思います。
それは絶対的ではなくて、陰が極まれば陽にも転じるし、
逆もまた然りの相対的な関係です。
さらに、万物は、木・火・土・金・水、5つの基本物質でできている
という考え「五行説」により、万物の相互の現象を説明しています。
自然界の一切にはもちろん人体の臓器も含まれる為、
体の生理も、病気の診断も、治療に関する理解なども、
とにかくあらゆる分野の内容がこの「陰陽五行説」で
説明がつくわけです。
陰陽が調和される=バランスを保つ=健康
陰陽の調和が失われる=バランスが崩れる=病気が発生する原因
とみて、陽が多すぎれば陰を足し、陰が多すぎれば陽を足す。
崩れたバランスが戻る=治る
という、いたってシンプルな考え。
それを自分自身でバランスしていこうというのが
陽ヨガであり、陰ヨガです。
なので陰ヨガでは、基本的には「陰」を足すということをやっていきます。
私自身、どっち寄りとか、どっちがいいとか全然なくて、
どっちも楽しく、興味深いヨガであることに変わりはないのだけど
最近ほんのちょこっと自分自身の在り様がみえてきたのか、
クラスをまわす立場で言うなら、わたしという人間が素直にでていくのが
陰ヨガな気がしてきております。
そんな気がするくらいなもんですが。
太陽と月、男と女、昼と夜、南と北、背と腹、気と血などなど、
後者が陰となりますが、どれひとつとっても儚く壮大なストーリーがあるなあと
思うのです。
シンプルだけど奥深い東洋思想について
まだまだ未熟で分からないことだらけだけど、
クラスでは、陰の可能性のようなもののわたしなりの解釈をおりまぜつつ、
解剖学からみた安全な身体のつかい方とあわせて
やっていきたいと思っています。
ここまででもう十分長くなってしまったのでおしまいにしますが
『陰陽五行説』の詳しいことなども、すこしづつ綴っていけたらと思っています。
長々読んでくださり、ありがとうございました!
雨あがりのすっきりした空気きもちよい。
陰ヨガについて書こうと思いつつ、クラスを経験するうちにいろいろとでてきて、なにからどこから書きましょ、、、まだまとまってないわーという感じなのですが。
今のところ、わたしがヨガスタジオにおこたえしている内容を紹介し 少し説明してみたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
筋肉を鍛えていく陽の要素の強いヨガに対して
陰ヨガは、ひとつのポーズで3~5分程静止、
自分の重みと時間をかけて筋肉を緩め、
身体のより深い部分、関節・靭帯・筋膜・腱といった
結合組織に働きかけていきます。
中医学の経絡を刺激することにもなり、
体内のエネルギーを整えていきます。
自分自身と静かに向き合うヨガなので
体力に自信のない方にも、普段強いヨガをされてる
方のバランス補完にもおすすめです。
ケガの予防、柔軟性の向上にもつながります。
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そもそも陰・陽ってなに?のあたりから。
宇宙の万物すべてが陰と陽、ふたつに分かれていて、
これらは互いに対立しつつも依存しあう関係にある
という東洋思想の根本の考え「陰陽論」があります。
日本には陰陽道(おんみょうどう)として伝来、
聞いたことがある方も多いと思います。
それは絶対的ではなくて、陰が極まれば陽にも転じるし、
逆もまた然りの相対的な関係です。
さらに、万物は、木・火・土・金・水、5つの基本物質でできている
という考え「五行説」により、万物の相互の現象を説明しています。
自然界の一切にはもちろん人体の臓器も含まれる為、
体の生理も、病気の診断も、治療に関する理解なども、
とにかくあらゆる分野の内容がこの「陰陽五行説」で
説明がつくわけです。
陰陽が調和される=バランスを保つ=健康
陰陽の調和が失われる=バランスが崩れる=病気が発生する原因
とみて、陽が多すぎれば陰を足し、陰が多すぎれば陽を足す。
崩れたバランスが戻る=治る
という、いたってシンプルな考え。
それを自分自身でバランスしていこうというのが
陽ヨガであり、陰ヨガです。
なので陰ヨガでは、基本的には「陰」を足すということをやっていきます。
私自身、どっち寄りとか、どっちがいいとか全然なくて、
どっちも楽しく、興味深いヨガであることに変わりはないのだけど
最近ほんのちょこっと自分自身の在り様がみえてきたのか、
クラスをまわす立場で言うなら、わたしという人間が素直にでていくのが
陰ヨガな気がしてきております。
そんな気がするくらいなもんですが。
太陽と月、男と女、昼と夜、南と北、背と腹、気と血などなど、
後者が陰となりますが、どれひとつとっても儚く壮大なストーリーがあるなあと
思うのです。
シンプルだけど奥深い東洋思想について
まだまだ未熟で分からないことだらけだけど、
クラスでは、陰の可能性のようなもののわたしなりの解釈をおりまぜつつ、
解剖学からみた安全な身体のつかい方とあわせて
やっていきたいと思っています。
ここまででもう十分長くなってしまったのでおしまいにしますが
『陰陽五行説』の詳しいことなども、すこしづつ綴っていけたらと思っています。
長々読んでくださり、ありがとうございました!
by akiicoco
| 2009-05-08 14:57
| yoga