砂曼荼羅

亡命先の南インド、タシルンボ僧院よりチベットのお坊さんたちが来日されてます。
昨日、そのチベット瞑想セッションと、法話を聞きに行ってきました。

歴史的な背景を思いながら聞いていたけど、最後までチベット問題には触れることなくお話しが終わる。
すごいことだと思った。

お坊さんたちが、祈願の砂曼荼羅をつくっているところをみることができ、この砂曼荼羅は観音様が真中に描かれた、その土地が救いを求められている時につくられるというものでした。

この作品が明日、隅田川に流されるそうです。
精神と物質のふたつの曼荼羅が完成したところで、一粒の砂に戻して川に流すという風習によるものだそう。

お坊さんたちが丹精こめてつくっている姿が目に焼きついている。
他力のことを、世界中が胸にとめることができたならば
みんなが幸せになるときなんだろう。